学校より

学校より

【学校より】着任式・始業式を行いました。

◆着任式

 校長先生から本年度着任された教職員が紹介されました。着任者を代表して、根本武裕先生(英語、あさか開成高校から)から、1日も早く学校に慣れ、楽しい学校生活を送りたいとのあいさつがありました。

◆ 始業式

 昨年の音楽祭以来の校歌斉唱を行いました。一生懸命大きな声で歌うことより、声を出さないことのほうが恥ずかしいですよ。

【 校長先生より 】

 「最後の長沼高校」の1年が始まる。3年生は長沼高校最後の卒業生、2年生は統合校の最初の卒業生になる。有終の美を飾るために、3年生は進路を決める。2年生は中堅学年として学校をまとめる。来年の今ごろは、この学校は空っぽになっている。きれいに終われるように、しっかりがんばってほしい。

 学校は、「みんなの成長を支える場」であり、レジャーランドではない。自分がたのしいからといって、やってはいけないことをやる。みんなに迷惑をかける。ことばで人を傷つける。こういうことは許さない。これは大人も同じ。やるときはやる。規則を守る。人のいやがることはしない。いじめはダメ。授業をきく。困ったら相談をする。

 卒業証書は、学科名や校長名の違いはあっても、全県の高校が同じもの。つまり、同じ「高校生」として、同じ指導を行っている。先生の話を素直に受け入れられない人は、ろくな大人にならない。

【 教務部長より 】

 「授業をしっかり受ける」「課題を必ず出す(忘れたら担当の先生に理由を説明)」「よい生活習慣を身に付ける」。今年はいろいろな行事があるので、1日のリズムが取りにくくなることがある。自分で工夫をしよう。

 世の中では「自分から率先して動く人」が評価される。言われたことをやるのは当たり前。自分でやるべきことを見つけて、自分から行動しよう。それが成長につながる。

【 生徒指導部長より 】

 長高生がめざすものとして「自律」「友愛」「創造」という「校訓」がある。時々は思い出して、自分の生活・行動を見直してみよう。

 一人ひとりが頑張って、長高の底力を見せてほしい。

【 進路指導部長より 】

 1年後、自分がどこで何をしているのか想像してほしい。想像した「理想の自分」に近づくために、半年後、1ヶ月後、10日後、明日、……何をしていればいいのか想像してほしい。

 来年は1学年につき200人以上の「同級生」が増える。そういう環境で生活を送るために、長沼高校でどういう生活を送ったらいいか。

 希望する進路を実現するために何をするか、を考える。

 長沼高校最後の1年をいい1年にするために頑張ってほしい。いろいろな先生方が同じようなことを言うと思うが、「大事なこと」だから「何度でも言う」。少しでも心にとどめておいてほしい。

 

【学校より】令和3年度のはじまりです

 ♪日高見は 万朶(ばんだ)の桜~ と校歌にも歌われるように、長沼地域には立派な桜の樹が数多くあります。本校のロータリーにも、大きな桜の樹があり、春の陽を浴びて満開に咲き誇っています。

 あすは始業式、あさっては入学式が行われ、長沼高校の令和3年度がはじまります。この桜のように一人ひとりが咲き誇ることができる高校生活を送ってほしいと思います。

【学校より】離任式を行いました。

 3月30日(火)、離任式を行いました。転退出される教職員の皆さんを紹介する校長から、「人生は別れと出会いの繰り返し」ということばがありました。この季節、学校現場はこのことばをことさら意識する時期でもあります。

 期間は違っても、長沼高校とその生徒のために尽力いただいた皆さんの門出を祝うように、長沼の桜もちらほらと咲き始めていました。皆さん、本当にありがとうございました。

 

【離任者からのあいさつ】

・9年前の4月1日、初めて長沼に赴任した自分に元気よくあいさつをしてくれた姿が印象的。求人などで来校した方からも「気持ちがいい」と何度となく褒めていただいた。長沼高校のいいところを受け継いでほしい。

・始業式で聞いた校歌も、とても大きな声で歌えていた。人数は少ないけれど、大事に歌い続けてほしい。

・これから先、統合することでいろいろなことがあると思う。ストレスを感じたり、つらいことがあるかもしれないが、人には苦難や課題を乗り越える力が備わっている。それを信じて努力することを忘れずに。

・最後の1年を見届けることが出来ずに残念だし、申し訳ないと思う。皆さんとの出会いに感謝したい。

・コロナ禍のなか、20回以上の実験を安全に行うことが出来た。記憶に残っていてくれれば嬉しい。

・これからも楽しく充実した生活を送ってほしい。校歌にある「万朶(ばんだ)の桜」のように、置かれた場所でそれぞれ花を咲かせてほしい。

・「わからないことがわかるようになる」「できないことができるようになる」ことはすごくワクワクする体験。でも、すぐに「わかる・できる」ようになるわけではないので、我慢して継続することが大事。

・いろいろな経験をしっかりと受け止めて、自分の力にしながら人生を切り開いてほしい。

・学んだ知識が「役に立つか」「人生に直結するか」と問われれば、8割はそうならないものだと考えている。しかし、「いつか」「どこかで」「予想しないところで」自分を助けてくれるもの。「役立つ」「将来使う」ではなく、「面白がる」という観点を大事にものを見てほしい。

・事務という立場で、直接関わりを持つ機会は少なくても、名前を覚えてくれたり、あいさつをしてくれたりしてくれたのが嬉しかった。これからの活躍を期待している。

・学校での仕事は初めてだったが、みんなのおかげで楽しく出来た。みんなは今人生で一番勉強が出来る時間を持てる時期。今を大切に、勉強し、友達を作ってほしい。「勉強しようという気持ち」を持ち続けてほしい。

【学校より】新入生オリエンテーションを行いました

3月29日(月)、合格者と保護者の皆さまにお越しいただき、新入生オリエンテーションを行いました。

4月9日(金)の入学式において入学許可を受け、「高校生」「長沼高校生」になるその瞬間には、全員が足並みをそろえて最初の一歩を踏み出してほしいと思います。さらに新入生は「長沼高校」として受け入れる最後の学年です。諸先輩が引き継いできたバトンを受け継ぎ、アンカーとして力強く走り出してください。

高校での3年間は、「社会人」としての基礎を作る期間です。本校でも、社会人として必要とされることをしっかり身につけてもらいたいとの思いで指導にあたります。

 長沼高校教職員、生徒一同、新入生の皆さんをお待ちしています。

表彰式・賞状伝達式、終業式を行いました

3月19日(金)、この1年の努力を称える表彰式・賞状伝達式を行いました。

 表彰された生徒、賞状伝達を受けた生徒の氏名は「長高だより」337号に掲載していますので、そちらをご参照ください。コロナに明け暮れた1年でしたが、その中でも着実に努力を積み重ねた成果だと言えます。おめでとうございます。

 

 表彰式終了後は、年度を締めくくる終業式を行いました。

学校長より

※資格=自分の歴史として、履歴書や調査書に書くことができる。どんどん挑戦しよう。

※来年度は長沼高校として最後の1年であり、注目を集める年。君たちは外部の人から「評価される」ことになる。自分のことばや行動が「客観的に(他人から)見てどう思われるのか」、広い視野を持って考えること。

※組織の中でちゃんとやれない人(例えば「約束を守れない人」「他人に迷惑をかける人」)は、その組織の一員として相応しくない。精一杯努力し、憧れてもらえるような先輩になってほしい。

教務主任より

※「課題を出す」「授業をきちんと受ける」「生活習慣を身に付ける」。

※特に新3年生は、4月から進路実現のために努力しないといけない。期限を守れないと、挑戦する権利を失う。約束を守る習慣を、学校生活の中で身に付けてほしい。

※進路活動で用いる「成績」は、1年生から「3年生の1学期まで」の評定で計算する。評定が足りないだけで人生が大きく狂う。学年末考査以降の範囲をしっかり復習してほしい。

※評定も「自分のがんばり」で決まるもの。他人に責任はない。「先生は何もしてくれない」と言うだけでは成績が上がるわけがない。1年間をしっかり振り返り、自分を見つめ直すこと。

※表彰は少しずつの積み重ねの結果である。来年受賞できるように頑張ってほしい。

生徒指導部長より

※春休みの生徒心得、生徒指導部だよりをよく読むこと。

※本年度は複数件の「いじめの認知」を行った。学校生活を楽しく充実したものにするために、みんな協力してほしい。

※春休みの19日間、問題行動を起こさない。犯罪行為に関わらない。

・スマホによる盗撮 ・SNSでの嫌がらせ、ひぼう中傷 ・裸の画像などの要求

・ネット上で知り合った人と会う

・交通事故に注意(4+1ない運動の徹底、自転車交通マナーの向上)

※この1年で長沼高校単独での活動は最後になる。以前「1人ひとりの力で長高の奇跡を起こそう」と話をした。震災の時に東北楽天の選手が「見せましょう、野球の・東北の底力を」と呼びかけ、その数年後に日本一になった。底力とは気持ちの強さ。