学校より

【学校より】離任式を行いました。

 3月30日(火)、離任式を行いました。転退出される教職員の皆さんを紹介する校長から、「人生は別れと出会いの繰り返し」ということばがありました。この季節、学校現場はこのことばをことさら意識する時期でもあります。

 期間は違っても、長沼高校とその生徒のために尽力いただいた皆さんの門出を祝うように、長沼の桜もちらほらと咲き始めていました。皆さん、本当にありがとうございました。

 

【離任者からのあいさつ】

・9年前の4月1日、初めて長沼に赴任した自分に元気よくあいさつをしてくれた姿が印象的。求人などで来校した方からも「気持ちがいい」と何度となく褒めていただいた。長沼高校のいいところを受け継いでほしい。

・始業式で聞いた校歌も、とても大きな声で歌えていた。人数は少ないけれど、大事に歌い続けてほしい。

・これから先、統合することでいろいろなことがあると思う。ストレスを感じたり、つらいことがあるかもしれないが、人には苦難や課題を乗り越える力が備わっている。それを信じて努力することを忘れずに。

・最後の1年を見届けることが出来ずに残念だし、申し訳ないと思う。皆さんとの出会いに感謝したい。

・コロナ禍のなか、20回以上の実験を安全に行うことが出来た。記憶に残っていてくれれば嬉しい。

・これからも楽しく充実した生活を送ってほしい。校歌にある「万朶(ばんだ)の桜」のように、置かれた場所でそれぞれ花を咲かせてほしい。

・「わからないことがわかるようになる」「できないことができるようになる」ことはすごくワクワクする体験。でも、すぐに「わかる・できる」ようになるわけではないので、我慢して継続することが大事。

・いろいろな経験をしっかりと受け止めて、自分の力にしながら人生を切り開いてほしい。

・学んだ知識が「役に立つか」「人生に直結するか」と問われれば、8割はそうならないものだと考えている。しかし、「いつか」「どこかで」「予想しないところで」自分を助けてくれるもの。「役立つ」「将来使う」ではなく、「面白がる」という観点を大事にものを見てほしい。

・事務という立場で、直接関わりを持つ機会は少なくても、名前を覚えてくれたり、あいさつをしてくれたりしてくれたのが嬉しかった。これからの活躍を期待している。

・学校での仕事は初めてだったが、みんなのおかげで楽しく出来た。みんなは今人生で一番勉強が出来る時間を持てる時期。今を大切に、勉強し、友達を作ってほしい。「勉強しようという気持ち」を持ち続けてほしい。