教務部より

教務部

弘済会より、本校活動への助成をいただきました

 本校では、(公財)日本教育公務員弘済会福島支部様による「小規模県立高校対象教育文化助成事業」への申請をしておりましたが、9月9日(水)に、阿部参事様をはじめ関係者の皆さまにご来校いただき、交付式を執り行いました。

 学校の小規模化は、財政的な面で学校運営上さまざまな影響を及ぼしております。コロナウィルス感染症への対応など新たな負担が加わる中、今回支援をいただけましたことは感謝に堪えません。感染症防止対策をはじめとした学校の衛生管理のために有効に使用させていただきます。

 

【学校行事】2学期が始まりました。

8月18日(火)、長沼高校の2学期が始まりました。

□■始業式ダイジェスト□■

【校歌斉唱】

 久しぶりの校歌斉唱の機会とあって、ちょっと声が小さかったかな? という感じでした。次回はもっと元気に歌いましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

【校長より】

 今日、みんなが来てくれたこと、事故に遭わずに夏休みを過ごしてくれたこと、本当に良かった。3年生には進路実現に向けて邁進すること、2年生には「長沼高校最後の卒業生」としての、1年生には「統合高校最初の卒業生」としてのプライドを持つことをそれぞれ期待する。

①酷暑の中、イルミネーション作りや部活動など一生懸命やっていた。76人しかいない中でも、高校生は一度きり。可能性を伸ばすために、どんどんトライしてほしい。これからいろいろな人と出会い、いろいろな場面でトラブルに遭うだろう。どう解決するかを考えながら学校で学んでほしい。

②悪ふざけが高じたり、自転車の違反から死亡した例がある。世の中には危険がたくさん潜んでいる。感染症を含め「予防」を考え、自ら避ける努力を。

 

 【教務部長より】

 学ぶためには、①授業をきちんとうける ②生活習慣をしっかりする ③課題をきちんと消化する ことが大事だと考えている。「やっていない」「忘れた」を軽々しく言わない。

 「遊ぶ」「学ぶ」のメリハリをつけるために、自己コントロール力を身につける。

 油断をせず、全力で学習や行事に取り組み、いい2学期にしてほしい。

 【生徒指導部長より】

①遅刻、欠席をせず、学校のペースを早く取り戻す。服装・頭髪を「自発的に整える」人間になってほしい。

②いじめ防止と安全確保 自分中心にではなく、他人のことを一番に、尊重して考える。自分の行動が他人にどう思われるか、配慮して。

③学校行事や部・委員会・生徒会活動を通してクラスの団結や人間力(コミュニケーション力)の向上を目指してほしい。

 

【進路指導部長より】

3年生は悔いのない進路決定と、履歴書の作成、面接練習などしっかりした準備をしてほしい。今年は時期がずれ込んでいるため、1回目の試験を失敗すると後が厳しくなる。時間があるからといってだらけることがないように。

2年生、来年どうなるかは見当がつかない。しかし準備はできるはず。1年生、自分たちは「統合先の学校で進路活動を行う」ということを絶対に忘れないように。

 

 始業式のあと、全学年が夏休みの学習の成果を確かめるべく、英数国の3教科の実力テストに取り組みました。年度初めの一斉休校の影響もあって、夏休みが例年より短くなり、最も長い2学期がさらに長くなりました。この期間が充実したものとなるよう、一緒に頑張りましょう。

 

【学校行事】中学生体験入学を行いました

 梅雨明けから間もない8月3日、本校を会場に「中学生体験入学」を実施しました。厳しい暑さが予想されたことから、図書室を主会場として開催することとしました。参加生徒・保護者の皆さんへの本校校長からの熱いメッセージで幕を開け、カリキュラムや入試内容に関する説明がありました。

 

 例年は、生徒会役員や各部の代表による学校生活紹介、部活動見学を行っていましたが、今年度はコロナウィルス対策・熱中症対策を兼ねてスライドショーによる紹介とし、時間の短縮を図りました。

 

 本校では、「ゆっくりわかる・しっかりできる」のスローガンのもと、小規模であることを生かした丁寧な指導を行っています。その一端を感じてもらうため、体験授業を行いました。本年度は「英語」「情報」です。

 

 

 今年はコロナウィルス感染症の流行拡大による一斉休校など、学びを取り巻く環境の変化は厳しく、そして大きいものがあります。長沼高校も例外ではありません。すでに示された計画に基づき、統合に向けた課題を一つひとつ整理している最中です。今回参加してくれた生徒の皆さんはもちろん、一人でも多くの生徒の皆さんとともに、長沼高校の活動を活気あるものにしていきたいので、皆さんの受験を待っています!

【学校行事】1学期が終了しました。

 コロナウィルス感染予防のための一斉休校など、いろいろなことがあった1学期が、7月27日(月)の終業式をもって終了しました。授業日数の確保のため、当初予定していたより夏季休業は短くなりましたが、1学期の学習・生活を振り返り、2学期以降の成長につなげましょう。

□■終業式ダイジェスト□■

【校長より】

 

○みんなは、これからの社会をつくるかけがえのない存在。命を大切にして夏休みを過ごしてほしい。勝手に死んでもらっては困る。

○知人から、問題解決力、チームワークの大切さをしっかり学校で教えてほしいとの示唆があった。学校では、教科書に書かれていないことも数多く学ぶ。斜に構えて批判ばかりするのではなく、少しでも周囲を受け入れながら、どうすればこの場がうまくいくかを考え、対応する術を身に付けてほしい。

【教務部長より】

○学校での活動すべてが「学び」である。卒業までに、長沼高校で学んだことをしっかりと身に付けてほしい。

○学習習慣こそが一生の宝である。学習習慣は「繰り返す」ことで身につくものであり、「繰り返す」ためには「生活習慣を確立する」ことが必要。「授業をしっかりやる」「課題にしっかり取り組む」「自分をコントロールする」ことを忘れずに。

【生徒指導部長より】

○常に「命を守る行動」を取ること。

 スマホを使いながらの自転車運転、身内以外の車両への同乗、無断免許取得などは禁止。溺死事故が連日報じられている。無理な行動は慎むこと。

○トラブルに巻き込まれない行動を取ること。

 不良行為、SNS、男女交際……自分の今後を狂わせることになるかも。

○人の移動の活発化に伴い、コロナの感染リスクが高まる。注意しても感染するかもしれないが、十分な注意を。

○その他夏季休業中の心得をしっかり理解すること。

【進路指導部長より】

 

○3年生は、学校からの連絡が必ずつながるように。その他進路活動を意識した行動を取ってほしい。

○製造業を中心に、求人数に大きな影響はないように感じている。今後コロナの影響がどのように出るかは不透明。どんな状況になっても自分で売り込めるものを身に付けるよう、資格取得などをはじめ、じっくりと、しっかりと課題に取り組む期間にしてほしい。

【学校行事】期末考査終了、全校集会を行いました

7月7日に期末考査が終了しました。今年度は、一斉休校の期間があったため、「定期考査」としては初めての実施となりました。それぞれがベストを尽くそうと努力したうえで試験に臨んでいたことと思います。その緊張感をほどよく保ちながら日常生活を送ってもらいたいということで、考査最終日に全校集会を実施しています。考査が初めての実施だったので、定例の全校集会も今回が初めてとなりました。

【 教務部長から 】

○ 「学業にしっかり取り組む」=「授業を受けて、内容が身につく」。自分で適切な行動を判断し、自主的に動くこと。

○ 規則正しい生活、しっかりした生活習慣を身につける。そのために「自己管理」できる力を身につける。少しずつ、あきらめないことが大切。すぐに結果を求めない。

○ 考査の結果が返ってきても、点数だけに一喜一憂しない。何ができたか、何ができなかったかをはっきりさせる。

【 生徒指導部長から 】

○ 異性との適切な距離感を保った関係性を作ること。相手を尊重する態度を身につけることは、将来の生活でも重要。

○ せっかく入学してきた高校生活。あきらめたり、投げ出したりせず、努力してほしい。

○ 学校は「チーム」であり、目標を達成するためには、「チームの約束事をみんなで守る」ことが大事。いじめをしない、時間を守る、SNSの適切な使い方、男女交際のありかた……等最低限の約束事を守り、チームの一員としての自覚を持って行動しよう。

避難訓練を実施しました

 総合的な探究の時間に、避難訓練を実施しました。校長先生からは、①真剣に訓練に参加する姿勢が生きる力を育てる ②社会で生きる力を育てるために、6月からの学校生活の中で言われたことをしっかりやり切る ③自分が嫌だと思うことは友人にやってはいけない、クラス活動を充実させよう といった言葉がありました。

 昨今はコロナウィルス感染の不安から、避難のあり方にも工夫が必要となります。全国各地で地震が頻発しています。「練習は試合のように、試合は練習のように」という言葉が示すように、常に緊張感を持って取り組んでほしいと思います。