教務部より

校歌について

古人が「世の中に絶えて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし」(世の中に桜というものが全くなかったとしたら、春を過ごす私たちの心はどんなに穏やかだろう)と詠んだのとは異なり、今春はコロナウィルスの影響で心浮き立つ感じはなかったかと思います。

長沼地区はスタンプラリーが催されるぐらい、見どころのある桜が多くあります。そのうち一つが、通称「日高見山」と称される長沼城趾です。

昨年度、地域理解の一環として、本校の3年生が豊臣秀吉の長沼入城を題材とした体験学習を行いました。本校校歌にも「日高見は 万朶(ばんだ)の桜」と謳われています。

 今年度は新入生が校歌に触れる機会もなかなかありませんが、一日も早く覚えてほしいと思います。

【長沼高校 校歌】(作詞 草野心平 作曲 團伊玖磨)

1 日高見は 万朶の桜

  簀子川 銀のせせらぎ

  その中の 美しき地に

  愛こもる 光る玻璃窓

  長沼 われらが母校 長沼

  陽にはためくよ 燦たる校旗

2 埋もるる 縄文弥生

  誇り得る 文化伝統

  この土地に 四季はへめぐり

  故里は 栄えゆく哉

  長沼 われらが母校 長沼

  新しき文化 われら創らん