学校より

【学校生活】朝のあいさつ運動

 11月5日(木)、本校で年間を通じて行う早朝指導とは別に、生徒指導部、生徒会役員、風紀委員などが参加して「朝のあいさつ運動」を行いました。当日は本校PTA役員で、須賀川市青少年補導員もお務めいただいている加藤祥子さんにもご参加いただきました。

 「あいさつ」は、漢字で「挨拶」と書きます。漢字だけの意味合いだと「押し合う」という意味で、「あいさつ」の持つイメージとは合わないように感じますが、仏教の禅宗で使用されていた「一挨一拶」(いちあいいっさつ)という禅語が日常語になったという説を考えるとよいかもしれません。

 「一挨一拶」は、ひとつ押しひとつ迫る、心を開いて接するというような意味合いで、問答を交わして相手の修行の深さをはかる、言い換えれば、ことばのやりとりで相手の修行の進み具合を調べるというような意味でしょうか。そこから、お互いが自分の知識を披露する=心を開き、そして近づいていく、人間関係を築くきっかけにしていくという意味になるのではないかと解釈できます。

 毎日のあいさつは、毎日心を開いて新鮮な人間関係を作っていくための合言葉といえます。今後、月に1回のペースで同様の活動を行い、1日のはじまりを爽やかなあいさつで始められる雰囲気作りを進めていきたいと思います。